野生種スイカに多く含まれるシトルリンとは?
(奈良先端科学技術大学院大学 横田明穂名誉教授の資料より)
スイカから発見されたアミノ酸
「シトルリン」は、日本でスイカから発見されたアミノ酸の一種です。この「シトルリン」は南アフリカ、ボツワナ共和国にあるカラハリ砂漠で乾燥した過酷な環境で生息する野生種スイカに高濃度含まれています。
猛毒酸素ヒドロキシラジカルを分解
「シトルリン」を多く含む野生種スイカの果汁は、奈良先端科学技術大学院大学での研究の結果、活性酸素(過酸化水素、ヒドロキシラジカル、スーパーオキシド、一重項酸素)特に人が分解酵素を持っていない猛毒酸素ヒドロキシラジカルの分解に優れています。
血流促進・動脈硬化予防
「シトルリン」は、血管内で一酸化窒素 NO(エヌオー)をつくります。このNOは血管拡張と血流促進の働きをします。動脈硬化の予防にも重要な働きをします。
運動・スポーツの能力アップ
血管拡張・血流促進により運動時の能力アップと運動後の疲労回復の働きもあることが認められています。
美肌効果によるアンチエイジング
抗酸化作用・猛毒活性酸素ヒドロキシラジカルの除去作用により皮膚内皮細胞損傷(シミ、ソバカス、ニキビ、シワ)に働き、その結果として美肌によるアンチエイジング効果が期待されます。
冷え性改善・むくみ防止
血管拡張・血流促進作用により血管が若返り、冷え性の改善やむくみ防止にも効果が期待されます。